匿名性が主流、個人間売買で使うメールアカウントの考察
メルカリ、Yahoo! Auction、ラクマなどの個人間売買は匿名性が主流になりつつあります。そのため、アカウントを作成する場合、私用で利用するプライベートのemailを使うのではなく、個人間売買に使う方うことをお勧めします。
しかし、サービスごとにメールアカウントを取得するとメールアドレスが大量になるため、メール管理が煩雑になります。この解決策が今回の「Gmailのエイリアス機能」を使うことです。
今回、Gmailのエイリアス機能の概要と使い方を説明します。
エイリアスとは
「エイリアス(Alias)」は、IT用語辞典によると“エイリアスとは、偽名、別名、通称などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ファイルなどの実態を別名で参照するためのシンボルといった意味で使われる”と定義されています。
Gmailのエイリアスとは、「一つのメールアドレスに対して、複数のメールアドレスを作成できる機能」となっており、今回、この機能を利用します。
設定不要、エイリアスのアドレスを利用する
Gmailアドレスを取得する
Gmailを持ってないと話は進みません。まずは、Gmailのアカウントを取得してください。
ここでは、例として、 tryerror1234@gmailを作成したとします。
Gmailアドレスの後ろに「+◯◯◯」を付ける
Gmailの場合、エイリアスのアドレスを利用するだけなら特に特別な設定は必要ありません。
Gmailアドレスのローカル部後ろに「+◯◯◯」をつけてください。つけるだけで通常のメールアドレスと同じように利用できます。
例えば、メルカリでは”mc”、 Yahoo! Actionでは”ya”、ラクマでは”rkm”と決めると、先ほどのメールアドレスの中に以下のようにします。
メルカリ用:tryerror1234+mc@gmail
Yahoo! Action用:tryerror1234+ya@gmail
ラクマ用:tryerror1234+rkm@gmail
受信は、本来のメールアドレスに受信される
エイリアスで作成したアドレスはあくまで「本来のアドレスに独自の文字を追加した」ものなので、エイリアスで受信したメールアドレスは最初に取得したGmailアドレスに受信されます。今回の場合、全てのメールが、tryerror1234@gmailに受信されます。
メール管理をスマートにするエイリアス
個人間売買とはいえ、購入者はお客様となります。
購入者からの傷等のクレームに対し、お互い納得するためには画像による確認作業が必要になることがあります。しかし、各サービスアプリでは画像のやりとりはできません。この場合、メール経由での対応が必然となりますが、複数サービスを使っている場合、間違って違う相手に送ってしまう等のミスが発生する可能性が高まります。これを防ぐにも、今回のようにサービス名をエイリアスを使うことはミスの発生率を抑えることになると思います。
是非とも、このエイリアスを有効に活用してください。